UnsplashのDeniz Altindasが撮影した写真
親なんて、多ければ多いほどいい。
そんな気持ちになってしまう本を紹介します。
こんにちはモリーです。今回紹介する本は
瀬尾まいこさんの『そして、バトンは渡された』 です。
家族のいる全ての人に読んでほしいです。とても読みやすいため、読書始めたい人にもおすすめの作品です。
最初に
ネタバレにならないため、ストーリーについては触れずにこの記事を書きました。
しかし、魅力を紹介している以上最低限のあらすじはどうしても触れざるは得ません。
ご了承ください。
どんな話?
この作品では4回も苗字を変えた過去を持つ女子高生、優子が主人公です。様々な家族と過ごした日常を積み重ねて、できた血縁を超えたつながりは私の心をあたためてくれました。
魅力は
- 圧倒的な読みやすさ
- 親と友達のハイブリット森宮さん
- ご飯が美味しそう
圧倒的な読みやすさ
句読点の位置、長すぎない一文の文字数、表現のわかりやすさがとにかく読みやすくしてくれています。読みやすければ読みやすいほど、作品の世界に没入できて一気に読めてしまいます。
表現のわかりやすさは本当にすごいです。意味のわからない言葉が出ずに読み切ることができました。小学生でも読みやすいと思います。
時系列が戻ったり進んだりしても置いてけぼりになることもありません。
暗すぎない雰囲気も読みやすさの一つです。家族が数回も変わるなんて重くて悲しい話と思われるかもしれません。しかし、ポジティブな登場人物が多く、優子の強さや前向きな姿勢によって読者も元気づけられること間違いなしです。
この小説では家族がテーマのひとつであるため、大切な人と読むことで理想の家族像が共有できるかもしれません。
親と友達のハイブリット森宮さん
話を面白くしている要因の50%は森宮さんです。発言や行動に関してはネタバレに繋がる恐れがあるため紹介はできませんが、少しでも魅力を紹介させてください。
ひとことで言えば「遊び心のあるが、しっかりした大人」という感じです。
主人公の父親の1人で、親でありながらも優子との会話はどこか友達同士のように感じられるものが多いです。森宮さんのユニークな発想は斬新で面白く物語全体を明るくしています。
たまに見せる大人らしい姿も見どころです。
私は森宮さんがたまらなく好きで、こんな大人に成長したいと憧れてます。
じつは「モリー」という名前の由来はこの森宮さんです。
ご飯が美味しそう
日常を描いた話であるため、たくさんの食事シーンがあります。小説でのご飯は一人称視点での独り言のような紹介方法が多いです。しかし登場人物が会話ベースでどんな料理かを語ってくれるため、情景をイメージしやすくて美味しそうです。
家庭的な料理からは読んでいるだけで安心感や優子に向けられた愛情を感じられます。
家族との食事をこんな雰囲気にしていきたいと思わされるほど穏やかで、安らぐ空間はこの本の見どころのひとつと言えるでしょう。
付箋(ふせん)を付けながら読んで
読書しない人はあまり馴染みがないかもしれないので紹介します。
読んでいて心に残る文章や「ここ好きだな」と思えた場所に付箋を付けながら読むことを強くおすすめします。付箋を付けておくことで読み返したい場所がすぐにわかって便利です。
なるべく細いものが好ましいです。ページだけでなく行単位で自分が目印をつけたいところを示せるからです。百均で買えるためぜひやってみてください。
「めんどくさくない?」と思った方もいるかもしれません。私もそう思っていました。しかし、最近始めてみると、とても便利で感動しました。「もっと早く始めればよかった」と後悔するほどです。
まとめ
読みやすく、心あたたまる物語でとても面白いため読んでみてください。
ここまでご覧いただきありがとうございました。
